2023年6月18日 静岡県富士宮市宮町にある「富士山本宮浅間大社」に行ってきました。
主祭神は、木花之佐久夜毘売命(コノハナサクヤヒメノミコト)。別称を「浅間大神」といい美しい女神とされ多くの 浅間神社の祭神となっています。
配神として、夫神 瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)と、父神 大山祇神(オオヤマヅミノカミ)が祀られています。
鳥居
参道と石鳥居
楼門
参道
拝殿
御朱印をいただきました
境内社 天神社: 学問の神様として著名な 菅原道真公が祀られています
境内社 水屋神社: 井泉の神である 御井神(ミイノカミ)と、雨や水を掌る神である 鳴雷神(ナルイカヅチノカミ)が祀られています
境内社 稲荷神社: 稲荷神(お稲荷さん)として広く信仰されている 宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)が祀られています
境内社 厳島神社: 水の神である 市杵嶋姫命(イチキシマヒメノミコト)が祀られています
湧玉池: 霊峰富士の雪解け水が熔岩の間から涌き出ていて水温(13度)と湧水量(毎秒2.4キロリットル)は年中殆ど増減がないそうです
国の特別天然記念物にも指定されおり、水がとても綺麗で神秘的な雰囲気に包まれていました。
各地にある浅間神社は富士山をご神体として小高い丘の上から霊峰·富士を遥拝する信仰から生まれ全国に1300社以上あります。
主祭神の 木花之佐久夜毘売命が 浅間神社の祭神となった経緯は、自身の潔白を証明するために燃え盛る産屋の中で出産したという伝承から、炎のイメージが火山である富士山と重なって「浅間大神」として祀られたとされています。
木花之佐久夜毘売命の「木花」は「桜」を意味し、多くの浅間神社では桜を神紋にしていたり境内に桜を植えているそうです。日本の美しさの象徴ともいえる「富士山」と「桜」を感じながら参拝するのも良いのではと思いました。
富士山信仰なのに浅間神社と呼ばれるのは、「浅間(あさま)」は火山を意味する言葉で、昔は富士山も浅間と呼ばれていたことに由来し「せんげん」と読まれるようになったのは中世以降からといわれています。