2023年6月17日 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根にある「九頭龍神社」に行ってきました。
御祭神は、九頭龍大神(クズリュウオオカミ)。九頭龍大神はその名の通り九つの頭がある龍として描かれ全国各地に九頭龍伝承(九頭龍伝説)があり、龍の中で最も神格が高い諸龍の王です。
湖にたつ鳥居(本宮)
本宮の鳥居(湖に面してたっています)
参道
ニノ鳥居
ニノ鳥居から続く階段
拝殿
御朱印をいただきました
境内社 弁財天社: 水の神である 市杵島姫神(イチキシマヒメノカミ)が祀られています
九頭龍神社 新宮
九頭龍神社 新宮は 箱根神社 拝殿の隣にあり、御祭神は、本宮と同様 九頭龍大神です
新宮の前には、龍神水という神水が沸きでていて口に含むと不浄を清め運気が上がるといわれており、有料のペットボトルで持ち帰ることもできます
九頭龍神社 本宮へは 箱根園の駐車場まで行きそこから芦ノ湖に沿った遊歩道を15分ほど歩き、突き当たりにある「箱根九頭龍の森」(有料です)のなかの遊歩道を進むと5分ほどで到着します
芦ノ湖に沿った遊歩道
九頭龍の森の遊歩道
月に一回の月次際の時は 元箱根港から本宮へ参拝船が出港しとても賑わうそうです。
古い伝説によると、芦ノ湖に住む9つの頭を持つ毒龍が嵐を呼び村人を苦しめていたのを奈良時代の高僧「万巻上人」が調伏し守護神として祀ったのが、九頭龍神社 本宮の始まりといわれています。
神社が建立されることになった事跡でもある「九頭龍伝承」は日本各地に残っており「箱根の九頭龍伝承」以外にも「戸隠の九頭龍伝承」「鹿野山の九頭龍伝承」「平城京の九頭龍伝承」などがあります。
九頭龍神社 本宮は、神秘的な雰囲気のなかで参拝することができました。本宮まで足を延ばしてみてとてもよかったです。