2024年5月17日 千葉県銚子市猿田町にある「猿田神社」に行ってきました。
御祭神は、猿田彦大神(ｻﾙﾀﾋｺｵｵｶﾐ)・天細女命(ｱﾒﾉｳｽﾞﾒﾉﾐｺﾄ)・菊理媛命(ｸｸﾘﾋﾒﾉﾐｺﾄ)が祀られています。主神の 猿田彦大神が導きの神様であることから、方位除け・五穀豊穣・事業開運・交通安全などのご利益があるとされています。
一之鳥居
二之鳥居
先神橋
二之鳥居から石段を登ると橋を渡ります。明治時代、高台に鎮座する 猿田神社の崖下を鉄道（総武本線）が通ることとなり参道が分断されてしまうため橋がかけられたそうです。橋からは線路を見渡すことができました。
更に石段（参道）を上がっていきます
拝殿
御朱印をいただきました
拝殿の奥に鳥居があり、その先の参道を進んでいくと 奥宮が、更に進むと 元宮が鎮座しています。
東鳥居
奥宮
ご神水
奥宮の由緒については調べてみましたが分かりませんでした。奥宮の先に湧水ポイント（ご神水）がありました。
元宮
元宮は 猿田彦大神が降り立ったとされる場所だそうです。元宮の脇には盛り土と石祠が鎮座していました。
境内社: 稲荷社
境内社: 禊社
力石: 祭礼で力比べに用いられたものだそうで、茨城県神栖市の息栖神社にも同様の力石がありました
御祭神の、猿田彦大神は、日本神話の「天孫降臨」の際に、邇邇芸命(ﾆﾆｷﾞﾉﾐｺﾄ)を道案内した神様です。
天細女命は、日本神話の「岩戸隠れ」で、天照大御神(ｱﾏﾃﾗｽｵｵﾐｶﾐ)が天岩戸に隠れ世界が暗闇になったとき岩戸の前で踊り天照大御神を外に導いた神様です。また、猿田彦大神と 天細女命は夫婦でもあります。
菊理媛命は、日本神話のなかで 国産みの神である イザナギと イザナミの夫婦が喧嘩をしたときに二人の間に入って仲を取り持った神様で、各地にある 白山神社に祀られる神様です。
猿田神社の境内は歴史を感じながら参拝をすることができました。奥宮と元宮は少し歩きますが神聖な雰囲気が素晴らしく、こちらにも足を運んでとても良かったです。
↓息栖神社を訪れた際の記事です。
